8月にくちばしをはさまないでうるかしておいた娘の言葉、ひゃっくりの続編。
ねえ聞いてねえ聞いて
と私に話しかけていた娘に大きな声で
問題です!
息を止めてとまるものなんだ?
と不意打ちすると
娘はとたんに真剣な顔になり即答で
げっぷ!
いやそうじゃないよねと心で思ったら娘は空気を読んですぐに言い直した。
ひゃっくり!!
はい、正解!(あ、やっぱり)
あれぇまだひゃっくりって言ってるなぁ。どうしてなんだろうなぁ。
私が8月にうるかしたまま忘れていたからだった。
いや、違う、記憶をたどって正確にいうと、うるかしたことも忘れたころ娘は
ひゃっくりがとまらないんだよ
と困っていたので
限界まで吸い上げるようにしてしばらく息を止めると止まるよ
と私の幼いころからの独自の技術を伝授すると
ほんとだ~
と娘が感動したので私がどや顔で満足してるうちにいつの間にかひゃっくりをスルーした気がする。
聞き間違えくらいの微妙な差だった。
最初の文字のしとひだよ。
数カ月前かもしれない。
そうか、そうして生き延びてきたのか。
ひゃっくりくん
きみはいつ消えるんだい
知らぬ間に消えてしまうのかい
愛しい言い間違えだ。
親として間違えは指摘した方がいいんだろう。
むしろ私は赤子のころから赤ちゃん言葉は使わないように意識してきた方だ。
だがこれだけはもう少しもう少しかわいい言い間違えに浸っていたい。(忘れていたくせに)
すまぬ娘よ。


コメント